2月26日(日)、調布の祇園寺さんの本堂をお借りして、てらこや×えねこやセミナー「断熱で省エネ!体にも地球にもやさしい住まい」を開催しました。
講師は断熱のプロ、東北芸術大学教授 竹内昌義さん。「改正建築物省エネ法」の実現から全国各地の断熱ワークショップ開催まで、その幅広いご活躍のとおり、熱く楽しいレクチャーをしていただきました。満席の会場とZOOMを合わせて68名のご参加があり、調布市民ばかりでなく埼玉、静岡、岡山など遠方からご参加くださった方も。皆様ありがとうございました。
冒頭、竹内さんが参加者に投げかけた質問は、「脱炭素社会はいつ頃来ますか?」というもの。初対面のお隣さん同士が話し合うアイスブレイクの後は、先生と参加者の活発なやり取りも交えてお話は進んでいきました。住いの断熱がいかに大切か、多角的な視点で語られた竹内先生の講義に続いて、えねこやメンバーによる内窓設置体験や太陽光・太陽熱利用の家の紹介、クールネット東京職員の方からの助成情報、質疑応答と続きました。その後会場参加の方はグループに分かれて、断熱ボックスや移動式えねこや体験(ペレットストーブで温めたドイツ風リンゴジュースやホットワイン付き)と、ややてんこ盛りな内容。
参加者の感想からは、「受講してわが家でも断熱をしたいと強く思った」「まずはDIYレベルで断熱を実施してみたい」「脱炭素の意識も高まった」「地元の工務店を巻き込んでこうしたセミナーを開いてほしい」などの声が寄せられました。一方、「一回のテーマとしては詰め込み過ぎ」とのご意見も頂きましたので次回に生かしたいと思います。
お忙しい中、素晴らしい講義をしてくださった竹内さん、本当にありがとうございました。また、1300年の歴史を誇り自然の営みと調和した暮らしを提唱する祇園寺さんでえねこやのセミナーを開催させていただき、ご住職ご夫妻のご協力に改めてお礼申し上げます。