9月12日(木)13日(金)は、2校目となる東寺方小学校での出張授業でした。
初日は拓己君(経験者)、けいちゃん(2回目!)に加え、りょう君、まりもちゃんが初参加、キユーピーからも福田Tさん、福田Kさん、杉本さん、竹本さんの4名の皆さん(なんと4名中3名の方が寺小の保護者の方でした!!)がご参加くださいました。予報通りの猛暑日となり、前半の屋外のワークショップではテントを2張立てて日陰を確保して行いました。進行役はけいちゃん、子どもたちとキーワードを確認しながらワークショップを進めてくれました。後半のシェアタイム、「まち・地球でできること」で出たアイデアには、「車の屋根にもソーラーパネル」「すべての家にソーラーパネルと蓄電池を」など、再エネをもっともっと活用したいという子供たちの強い思いが伝わってきました。若手スタッフがそれぞれの活動を話し、そしてキユーピーの福田さんが代表して、会社の取り組みをご紹介くださいました。
2日目も猛烈な暑さの中、2クラスの授業を行いました。この日はキム兄、大貴君、しのちー、初参加のあややの大学生4名、そしてキユーピーの榊原さんという強力なスタッフが勢ぞろい。暑さに負けず、子どもたちが2クラスとも積極的に楽しそうに参加してくれたお蔭で、私たちスタッフもパワーをもらい無事に乗り切ることができました。
子どもたちからは高度な質問も飛び出しました。例えば、熱の伝わり方が物質によって違うのはなぜか?という質問。咄嗟にキム兄が物質の分子の結びつきの強さについて、身振り手振りで面白く解説してくれました。さすが理系!(断熱材の効果についての質問は即座に回答できず宿題となりましたが・・。)大貴君が現在取り組んでいる気候変動対策を政府に求める活動など、大学生たちのメッセージを真剣に聴いたり、榊原さんのお話(キユーピーの工場の電気代)に驚いたり・・と後半の時間もあっという間だった感じがします。3-4時限目は校長先生が見学に来られたこともあってか、特に「学校でできること」のアイディア(要望)がたくさん集まりました。学校の窓を二重にしてほしい、教室をえねこやみたいにしてほしい等々・・・校長先生からは「頑張ります!」とのお返事も。生徒が様々なことに視野を広げ、行動していくきっかけになれば良いですね。
今回の授業では、冒頭で子どもたちに「再エネだけで暮らせると思いますか?」と質問することから始めています。「暮らせると思う」は親指を上に、「わからない」は横に、「暮らせないと思う」は下に向けてもらいます。スタート時は横または下向きを示す子が多いのですが、移動式えねこやを体験して、最後に同じ質問をすると多くの子が親指を立ててくれます(この記事のメイン画像がその写真です!)。断熱をしっかりした無理のない省エネにより、再エネ100%の暮らしは実現可能であることを理解してもらえたら、このワークショップは大成功と言えます(もちろん批判的意見も大切にしながら)。
授業後には、1年生の教室前にシェードを張る作業をお手伝い。まだまだ暑い日がありそうなので、どのくらい効果があるか実験するそうです。撤収作業を終えて、寺小からこどもリビングさんに移動。今年も2回の週末をまたいで駐車スペースをお借りします。最後まで手伝ってくれたキム兄とあややに感謝です。皆さま本当にお疲れ様でした!!