省エネを促進しながら快適性を確保するため、既存住宅の断熱改修工事のコンサルを行いました。いくつもの方法を組み合わせ、窓やドア・床下からのエネルギーロスを大幅に低減。
【DIYポリカ内窓】水回りのジャロジー窓は、住まい手がポリカーボネート板をホームセンターでカットし、テープを巻き付けてはめ込む「DIYポリカ内窓」を設置。
【床下断熱補強】既存の断熱材に加え、新たに断熱材を全面に貼って床からの熱損失を大きく軽減しました。
【内窓設置+ドア取替】ハキダシの引違い窓には「内窓」を設置。樹脂+Low-e複層ガラスで、元のペアガラス窓と合せると断熱性能はドイツ製の窓並みのU値=1.3に。また玄関と勝手口ドアは、外枠を残して交換可能な断熱ドアに。(*U値=熱還流率/値が小さいほど断熱性能が高い)
【ハニカムサーモスクリーン】 出窓やすべり出し窓には、ハニカムサーモスクリーンを設置。ダブルハニカム構造で、窓枠のレールで隙間もガード。U値は3.49から1.71に。