2月13日(火)、春を思わせる日差しの中、調布市仙川にある私立桐朋小学校で4年生約70名を対象に出張授業を行いました。
この学校にお邪魔するのは2020年11月以来3年3か月ぶり。今回は東組、西組それぞれ90分という通常より長いカリキュラムを組ませていただきました。前回同様、物おじしない活発な子どもたちの素早い反応に、こちらも一生懸命対応するうち、あっという間に90分が経ってしまいましたが、楽しい授業となりました。
今回は4年生対象ということで、後半に地球温暖化のミニレクチャー「わたしたちが変える未来」を入れ、子どもたち自身に何ができるかアイディア出しをしてもらう時間を設けました。この部分はキム兄(大学2年)と拓己君(高校3年)の若手二人が構成を考え、事前にリハーサルまでして臨んでくれた甲斐あって二人の息もぴったり。ミニレクチャーを聴いた子どもたちは、アイディアをいっぱい付箋に書いてくれました。続いて若手スタッフからそれぞれ子どもたちへのメッセージを伝え、そして一級建築士の神向寺さんから、「断熱」は健康面や経済面、そして地球環境にすごく大切という説明を伺いました。
地球温暖化のニュースを見聞きすることが多くなり、子どもたちも去年の夏の暑さを肌身で覚えています。この授業を通して、「未来は自分たちの手で変えられる」というポジティブなメッセージを彼らに受け取ってもらえたら嬉しいです。そして今たとえ全部は理解できなくても、何か一つでも心に残ったことが将来の選択に直接、間接に生かされたらと願っています。
短期間での準備となりましたが、先生方にはさまざま臨機応変にご対応いただき、お礼申し上げます。また、ご都合をつけて見学に来てくださった保護者の皆さま、どうもありがとうございました。