12月1日(金)、多摩市東愛宕中学校の2年生に今年最後の出張授業を行いました。これは総合の時間に行うESD(Education for Sustainable Development)「持続可能な開発のための教育」 の授業としてえねこやが依頼を受け、様々な調整を経て実現しました。
午前中1クラス、お昼を挟んで午後1クラス、それぞれ100分授業を2回行いました。前半の移動式えねこやWSは従来のスタイルで、後半の授業は事前に先生のご意向も伺いながら、スライドを使ってのミニ講座も取り入れました。
今回、久しぶりの中学生対象(3年前に1度経験)ということで、どんな反応が返ってくるか?どういう問いかけが良いのか?など準備段階からスタッフ間で意見交換して臨みましたが、ふたを開けてみるととても素直な反応を示してくれて安心しました。折しもCOP28が開催される時期でニュースでも頻繁に取り上げられていたせいか、「地球沸騰化時代」という言葉も多くの生徒が認識しており、彼らと同じ時代を生きる若手スタッフが伝える言葉に熱心に耳を傾けてくれました。
気候変動は人権問題であり、世界の10%の富裕層(日本もその中に入る)が大量の二酸化炭素を排出し、それによって苦しめられるのは圧倒的に途上国の人々であるということ。未来は自分たちの手で変えられるということ。・・・こうした意識を持って、自分に何ができるかを考えて、まずは身近なところから行動するきっかけになってくれたらと思います。
この授業の実現のために奔走してくださった東愛宕中学校の竹内先生はじめ諸先生方にお礼申し上げます。そして忙しい中、参加してくれた海地君、大貴君、木村君、お疲れさまでした!