一般社団法人えねこや 電力自給からコミュニティへ

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えねこや定時総会+オンライントークのご報告

6月27日(土)。コロナ禍で、初めてのオンライン開催となったえねこや定時総会とトークには、全国各地からのべ50名を超える方々にご参加いただきました。皆様のご協力のもと、大きなトラブルもなく終えることができ、感謝しております。タイムスケジュールがタイトで、参加者全員のお声をお聴きすることができませんでしたが、普段お会いできない遠方の皆さんのお顔も拝見できて、オンラインならではのメリットも感じました。

前半の総会では、湯浅代表より、昨年から始めた「移動式えねこやによる啓発活動」を今年度ますます充実させて行くことや、並行して収益事業も行っていくことなどの説明があり、無事にすべての議案が承認されました。

後半の冒頭は、国際基督教大学の1年生3人によるショートプレゼン。若者世代にアピールするワークショップの楽しいアイディアを紹介してくれました。続いてのメイントークは、多摩市の小林昭一さんによる「再生可能エネルギーと子どもたちの未来」。小学6年生が、多摩の水と風と太陽で発電に挑戦し、それを蓄電池に貯めて、年末に京王線聖蹟桜ヶ丘駅前でイルミネーションを実施するという一連の総合学習を企画されてきたお話を伺いました。学校の先生方は先に正解を伝えず、子どもたちが自ら試行錯誤し、工夫を重ねていく過程を重視しているとのこと。3.11の時はまだ幼すぎた彼らが、昨年の千葉の大停電には危機感を持ち、電気を自分で作ってみて、「学校の電気は自然エネルギーにしたい」という声も出たとか。まさにエネルギーを「自分ごと」にする体験ですね。

参加者の皆さんから、この取り組みを自分の地域でも実践したいという声が上がり、小林さんにご協力いただき、「イルミネーションRE100」のプロジェクトをたちあげることになりました。今年と来年の12月に、全国各地で同時多発的に一斉に再エネで点灯し、それをオンラインで結んで配信するという試みです。個人でもグループでも、まずは関心のある方と情報共有していけたらと思っています。皆さまのご参加をお待ちしています!

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