一般社団法人えねこや 電力自給からコミュニティへ

子どもたちの未来のために
えねこやは活動しています

私たちの想いメッセージ

えねこやと
地球にやさしい未来

理事メンバーと(一社)えねこやを立ち上げた2016年に、空家となった自宅隣の古い民家を、国産木材を用いて耐震補強と断熱改修を行い、また太陽光発電と蓄電池によって、電気やガスを引かないオフグリッドの事務所兼用住宅「第一号のえねこや」が完成しました。
ここでは妻とスタッフ、二匹の黒ねこ達と、特に問題もなく快適に設計の仕事をしてきました。太陽光発電による電気を使ったり、太陽熱温水器のお湯でシャワーを浴びると、太陽に感謝の気持ちでいっぱいになります。
また冬の暖房に無電力木質ペレットストーブを使うので、木材や自宅の木にも感謝の気持ちが生じます。

 ここには多くの方達が見学に来てくれましたが、より多くの人々に自然エネルギーの暮らしを知ってほしいと考え、出かけていける木製のトレーラーハウスを、深大寺の境内を借りて、2019年春にワークショップでつくりました。製作には多くの人たちが参加してくれて、東京の杉材や木製サッシ、木製の断熱材などを用いた、太陽光発電で電気を賄う「移動式えねこや」が完成しました。

 その翌年から、小中学校の出張授業に出動するようになり、子供たちが楽しみながら、省エネや再エネに興味を持てる授業を始めました。感想文を読むと想像以上に子供たちが興味を持ってくれているのが伝わってきます。

 私は出張授業二年目の秋、急に足の動きが悪くなり、2022年1月に難病のALS(筋委縮性側索硬化症)と診断されて以降は、残念ながら実際の活動に参加できなくなりました。

 ただ、今年からはえねこや理事や若手サポートメンバーの頑張りによって、より多くの人達に活動が広がりつつあります。私は直接活動には参加できませんが、これからもメッセージを発信し続けていきたいと思います。

 地球温暖化が進む今、地球にやさしい未来を目指すには、省エネと再エネ(再生可能エネルギー)の普及は不可欠です。そして、未来を担う子どもたちへの環境教育こそが大切だと考えています。えねこやの活動に、ぜひご協力をお願いいたします。

えねこや代表理事 湯浅剛

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